6.夜明け
作詞:阿久延博
作曲:三木拓次
ただ淋しくて ただ恋しくて
僕ら抱きあったわけじゃない
ふとよぎるわるい予感ほどくように
君は笑った
またたいている東京タワーも
なんだか近くに映るよ
きっとこの胸に鳴るざわめきは
いくつもの夜 越えてゆく
季節の声聞いてる
ぼんやり夜明けを待ってると
涙が出そうになってくよ
白い息はく そんな僕たちに
低い雲が近づくよ
君に出会えてよかったなと
思ってるから笑っててよ
ふと立ち止まり 迷ってる時は
今日をきっと思い出すよ
振り向くたびに うなずくたびに
長い髪背中で揺れるよ
君と見る今日という朝焼けは
いつの日よりも 美しく思えるのは
なぜだろう?
本当の孤独を知ったから
僕の弱さもわかったから
やさしさの意味 教えてくれたね
暗い夜に手を振るよ
僕に出会えてよかったなと
思えるように守ってくよ
どんな夜が来ても君を離さない
今日をずっと忘れないで
雪どけの水が アーケードを伝い
舗道にポツリと落ちるよ
まぶたにさしこんだ 太陽の光信じて
ぼんやり夜明けを待ってると
涙が出そうになってくよ
朝もやけむる改札口は
今日も人があふれてる
君に出会えてよかったなと
いつも自慢に思ってくよ
振り返らずに 君とこれからは
ずっとずっと歩いてゆく
ララララ ララララ Fu…
ずっとずっと忘れないよ
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